2012年8月29日水曜日

【上信電鉄撮影記事】さよなら500形『銀河鉄道999』号


■2両編成の電車が走るから
さて、先日の上信電鉄訪問の目的は、もちろんデキだけではない。西武鉄道から譲渡された電車の活躍ぶりを見るのもまた楽しみのひとつだ。

なにしろ、2両編成で走るのだ。私は単行運転のディーゼルカーよりも、単行運転や2両編成の電車が走るようすにどうも弱い。そこが私の趣味のツボなのだろう。人家のない山の中を走る姿は魅力的だけど、さみしすぎる。適度に人がいる都市郊外や、地方都市の郊外をのんびり電車が走る風景が好きなのだろう。山の中だと、駅に行っても女子高生も孫を連れたおばあちゃんも観光客もいないじゃないですか。

2012年8月26日日曜日

【上信電鉄撮影記事】デキを撮るも、そのできは……


■上信電鉄デキ3牽引臨時列車を撮りに行ったよ
しばらく更新の間を空けてしまった。調子を崩したり、昼間の暑さにまいっているうちに、夏ももう終わりだ。そんな日曜日に上信電鉄へ久しぶりに行った。

そう、デキ3が電車を牽引して走るというから。

2012年8月18日土曜日

【小湊鐵道ついで鉄記事 その2】「昭和過ぎる」小湊鐵道で往復する


■めざせ養老渓谷
町内会のお祭りや夜の車庫を見たりして、五井駅とその周辺で楽しい夜のひとときを過ごした翌朝、小湊鐵道で養老渓谷を目指すことにした。

本来は私たちは海水浴に来たはずなのだけど、海で遊んでみた子どもは「うみはしおみずがしみるからなあ」などという。そこで海ではなくて川で遊ぶことにして養老渓谷へ向かうことにした。目的は臨機応変に変更すればよいのだ。

投宿先からの道すがらに五井駅そばの電鐘式踏切や機関区の貨車を眺め、キハ200形気動車の入れ替えシーンを撮ってから、養老渓谷行き列車に乗り込んだ。車内は観光客以外にも、なぜか揃ってキヤノンEOS Kissを提げた男性集団やら、オリンパスPEN E-P1とスマートフォンで武装した独身貴族な三十路風一人旅やらがたくさんいてほぼ満員だ。


十数年ぶりに小湊鐵道に乗ってみたら、どうも鉄道ファン以外の人たちに大ブレイクしているらしい。 わお。

2012年8月17日金曜日

【小湊鐵道ついで鉄記事 その1】「昭和過ぎる」小湊鐵道。五井にて


■フリー切符を買ってお盆の房総半島へ
夏らしい暑さが続きながらも、朝晩には秋の気配が感じられるようになってきた。海水浴もお盆過ぎにはシーズンオフになってしまう。

先日、房総半島に子どもと二人で出かけてきた。海水浴をしたことのない子どもと泳ぎに行くのが目的なので、鉄道を線路際で本格的に撮る旅ではない。

とはいえ、この思いつきのきっかけはブログ「mitsuka115JNRの語るひととき」を書いていらっしゃるmippyonさんの記事のおかげで、千葉県内のJR各線および小湊鐵道、いすみ鉄道、銚子電鉄に一日乗り降り自由で、特急券を買えば特急にも乗れる「パワフル×スマイルちばフリーパス」というフリー切符の存在を知ったから。もちろん鉄道趣味とまったく無関係でもない。

2012年8月6日月曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】チョコバナナ様&オレンジバーミリオンII様、ご降臨


秩父へ行った際の「楽しみ」は人それぞれだろう。今なら、川遊びやかき氷などの夏の遊びを楽しめるし、物語の舞台を巡る楽しみ方もあるようだ。親子連れやごく普通の鉄道ファンのあなたは秩父鉄道のパレオエクスプレスを目当てに行くだろう。そして、もう少しディープな鉄ヲタ仲間のみなさんならデキと貨物列車が目的のはず。東急ファンのあなたなら、元東急8500系と8090系である7000系&7500系電車の活躍を目当てに行くのではないか。

2012年8月4日土曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】夜の帳が降りる頃、1010編成再び登場


■1010編成が戻ってくるのを待った
北武区間から秩父市内の駅まで1000系電車1010編成に乗ってやってきて、下り方向へ去りゆく列車を見送った。あたりが残照に照らされていたのもつかの間。夜の帳が降り始めるころ、三峰口から1010編成が戻って来た。それまで駅の周りをうろつきながら待っていたかいがあった。

2012年8月2日木曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】1010編成に乗って夕涼みに行く


■空模様が怪しくなる
熊谷市内から秩父鉄道1000系電車1010編成が運用入りしている三峰口行きの下り列車に乗った。流れ行く車窓風景を見ていると、電車が寄居町に入ったあたりで、空模様が怪しくなってきた。熊谷市内から空を見ていても、どうも厚い雲が見えているようだったから、気になっていた。いわば、雲にむかって走っていたようなところだ。そう思っているあいだに武川と桜沢、野上では鉱石貨物列車と交換した。

2012年8月1日水曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】オリジナルカラー1010編成、元気です




■調子外れのカラオケが漏れ聞こえる駅前にて
7月の終わりは17時近くなってもまだ明るい。熊谷から羽生方向に電車に乗って降りた駅では、下校途中の高校生諸君やサラリーマンのみなさんが改札口で駅員氏とあいさつしながら家路につく。まだ明るいのに、近くのスナックからは調子外れのカラオケの声が聞こえる。都市近郊の町のどこにでもあるような夕方の情景だろうか。近くの喫茶店のウインドーに「フライ」という文字があってひかれる。

2012年7月9日月曜日

【小田急8000形ついで撮影記事】やっぱりキミが好き! 小田急8000形をいまさら撮る


■小田急にまつわるエトセトラ
にとって、プライベートや仕事の所用で乗る機会が意外に多い私鉄が小田急だ。幼少期は親戚が小田急相模原駅近くの線路沿いに住んでいて、そこへ遊びに行ったときに、時折そばを通過するロマンスカーが、ミュージックホーンを鳴らしていたことを覚えている。そして、出身大学が沿線にあって都内から通っていた。お洒落で有名なブランド大学ではなく、工学部と医学部は有名だけど、地方の草食ボンボンが多い頭のできのいまひとつアレな学生さんが自分を含めてたくさんいるほうのFラン大学ね。もちろん、江ノ島に何度も行った記憶もある。子どものころにも行ったし、大人になってからもシツレンするたびにカメラを持ってふらふらと「潮風に当たりに」行った。しょっぱいな、それ。

2012年6月13日水曜日

【伊豆箱根鉄道2012年7月】さよなら、復活赤電1100系電車!(その1)


■さよなら、伊豆箱根1100系電車
本日、2012年6月13日は、伊豆箱根鉄道駿豆線から元西武701系である1100系電車が運用を終える日だ。運転士に花束贈呈などのセレモニーが行われたことだろう。

それに先立ち、さる11日と12日には臨時快速の運転が行われた。修善寺から三島まで毎日午前と午後に1往復するダイヤで、午前はヘッドマークなし、午後はヘッドマークつきで運転された。また、三島と修善寺では停車中も車内も開放されて、自由に写真も撮れるようにと、実に心憎い配慮がなされていた。まずは伊豆箱根鉄道のみなさまのさまざまな心配りにお礼を申し上げたい。

【伊豆箱根鉄道2012年7月】さよなら、復活赤電1100系電車!(その2)




■三島市内を走る雰囲気がいい
三島駅に停車中の1100系をじっくり眺めてから、先行する3000系電車に乗り込んだ。三島を出てカーブを曲がって三島市内を走る様子は路地裏の感じがいい。こういう町中を走るところも素敵でうれしくなる。三島広小路、三島田町とどこも素敵だ。三島二日町までは町中を走るんだな。で、おやおやと思っていたら富士山を入れて撮影ができる駿豆本線随一の名所を列車は走る。