2013年11月25日月曜日

貯水池にて

穏やかによく晴れた週末だったので、首都圏各地をはじめ、お仲間のみなさんも紅葉を楽しまれたことだろう。私は残念ながら、宅配便でやって来る荷物の受け取りに時間がかかってしまい、穏やかな日差しを外で充分楽しむ時間が持てなかったのだが。
使われなくなって放置された遊園地の設備は物悲しい
いずれも敷地外の沿道から撮影

ほんとうは、ロケハンやちょっとしたテスト撮影が必要で、早い時間に家を出ることができるならば遠くに行きたかったのだが、とりあえずテストだけはするべく、近隣の貯水池までやって来た。



撮影後に暗部を持ち上げたら、絵画調にノイジーだ
近隣のこの貯水池は家から近いのに、思えば数年ぶりの訪問だ。普通の湖と違って水辺に行けないところと、クルマで来るといつも渋滞しているところ、そして、いつでも来られる気持ちになるところがなかなか来ない理由。

到着したのは、すでに周辺の林の向こうに日が隠れるような時間だった。鳥たちがねぐらに帰ろうと群れをなして飛び始める。あまりヌケのよくない光に包まれる風景をしばし見やる。気温が急激に冷える中を三脚を立てて長秒時露出での撮影を試みた。指先と足下が冷える。

もちろん、「やれやれ」などという感嘆やピンホールマシンを探しまわること、双子の姉妹とロストボールを探したり配電盤を弔ったりなどはしない。なぜなら、私はもはや20代の若者ではなく、いまは1973年ではなくて2013年だから(もちろん、小説ではないから)。