2014年1月28日火曜日

【いすみ鉄道国鉄色気動車撮影記】キハ52+28急行に乗る&撮る(その1)

まずは大多喜を出たキハ52を狙う
■男だけの集団が小さな駅に行列を作る朝
がらがらがらがらがらがら……

おはようございまあす、急行指定券は9時から発売いたしまあす。列を作ってお待ちくださあい。 シャッターを開けながら売店の女性たちは、にこやかに言う。 

私を含めて、あきらかに観光客ではない男だけの集団がおずおずと列を作る。場所はいすみ鉄道大原駅。午前8時半過ぎ。特急『わかしお』1号から大原で降りた客がみなここにいてすごいな! と少し驚いた。そのうち、後続の外房線各駅停車から降りた客と、いすみ鉄道のレールバスから降りた客も集まり始め、小さな駅はそれなりの人数で埋まり出した。朝一番の急行列車のせいか客は全員男性で、子どもや親子連れ、女性連れがいないところにも笑った。
 

2014年1月27日月曜日

【JR鶴見線1990年代】101系冷改車と103系更新車の競演

中央快速線→南武線からやってきた101系冷房改造車

■101系と103系は「ありふれた電車」だった
以前も書いたことがあるが、私の年齢だと国鉄101系や103系というのは生まれたときからたくさん走っていた通勤型電車だ。103系はとくに国電区間(当時)のどこででも見られたような電車だから、日常的すぎてめずらしくもなんともない電車だった。

2014年1月25日土曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】1003編成オレンジバーミリオンを青空バックで撮る

ホーム端に何人もいるようになるとは

■冬の西日がまばゆい田んぼのなかの駅で下車
吹きつける北風を背に快走するオレンジバーミリオンIIに御花畑からゆられ続け、熊谷を越えて北武区間の田んぼのなかの駅で降りた。赤味がさしてきた日差しがまばゆい。あれ、いつもとちがってホーム端に何人かいるぞ。

2014年1月24日金曜日

【秩父鉄道7800系撮影記事】ナナハチ、冬空に輝く

広瀬川原では7803編成を目撃

■ナナハチざんまいの冬の日
秩父鉄道1000系1003編成オレンジバーミリオンIIに乗った日のことだ。列車が広瀬川原を通過したときに、留置中の7803編成を目撃した。いまにでも試運転を始められそうな雰囲気で、着々と秩父ナナハチくんが増え続けているのを感じた。

2014年1月23日木曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】オレンジバーミリオン1003編成に乗る

日影には雪が残っていた

■トラブルなく運用を終えてほしい
さる1月20日に秩父鉄道より1000系電車の引退関連の情報開示がなされた。1000系電車の引退のカウントダウンが始まったというところだろうか。これで、秩父谷もしばらく騒がしくなるだろう。

先日、ニコンFEの試写をすべく秩父に行ったときにも、冬のSLパレオエクスプレス運休時期にしては珍しく、あちこちでカメラを構えるファンや、カメラを持って乗り込むファンの姿が目についた。残りの期間に、車両の故障やルールを守らないファンの妨害行為などの大きなトラブルがなく、無事に運用完了してくれればと切に思う。

2014年1月22日水曜日

【東武越生線2014】越生線8000系ワンマン車に乗る 続編


都市近郊の農地はビニールやシートに要注意だな

■黒山三滝までは東急電車は走っていません
西武線内を走る元町中華街行き東急5050系電車に乗って、ドア上の東急の交通広告であるTOQビジョンをなにげなく眺めていた。鼻筋の真っ直ぐなモデルの女性が東急電車で行けるあちこちを紹介する、いつものアレだ。

2014年1月21日火曜日

【ニコンカメラチラ裏記事】ニコンFEを手にして(秩父鉄道1000系関連情報もあり)

久しぶりに手にしたFE+Ai50ミリF1.8S

■クロームのニコンFEを手に
いま、手元にニコンFEがある。私の所有物ではない。入院して身動きがとれない友人に頼まれて探したものだ。色はクロームで、レンズはAi50ミリF1.8Sの「国内バージョン」などともいまは呼ばれているものをつけてある。国内用は最短撮影距離45センチメートル。輸出用は60センチメートルだった。とはいえ、それほど珍しいレンズでもない。

2014年1月20日月曜日

【東武越生線2014】越生線8000系ワンマン車に乗る


時間が遅くて影が邪魔ですが

■四半世紀ぶりに東武越生線訪問
東武鉄道が地味だなどとしばしば書く。失礼にもほどがある。たぶん、一部でうらまれているよな私は。それでも東上線や伊勢崎線・日光線は本線としての風格もあって私は大好きだ。野田線はいま10000系や60000系の導入、あるいはアーパー線、じゃなくてアーバンパーク線という愛称がつくなどと、いまちょっと旬だ。

いっぽう、東上線坂戸から八高線越生を結ぶ越生線というのは、地元の利用客以外には注目してもらえそうにない、地道で堅実だけれどもいまひとつ華やかさは感じられない路線だと思う。でも私は好きなんだよ、ほんとうに。1984年ごろ、7800系が走っていたころもそうだったかもなあ。思えば私も越生線に乗ったのは、すみません、25年以上前でした。

2014年1月19日日曜日

【211系&115系PETIT撮影記事】「耐寒耐雪装備」に惹かれる私


両毛線211系3000番台と吾妻線115系1000番台

■霜取りパンタグラフのある211系はいいよね
霜取りパンタグラフのある電車といえば、私の住むところからもっとも近くに存在する電車として両毛線用に用いられている211系3000番台を挙げるべきだろう。もともと、耐寒耐雪仕様で寒冷地向けの211系3000番台車に、架線の霜取り用のパンタグラフを増設したクモハ211を先頭にした編成が組まれている。以前は、5両編成で高崎線の付属編成としても運用されていたため、高崎線でもこの2パンタグラフの編成を見ることはできた。

ただし、高崎線内では先頭のパンタグラフを上げることはなかった。その増設したパンタグラフを上げる姿を見てみたいと思っていたところ、高崎でようやく見ることができた。なかなかかっこいい。211系が凛々しく見える。

2014年1月18日土曜日

【JR横浜線&八高線PETIT撮影記事】パンタグラフ凍結防止灯を見る

午前8時近くの自宅付近に駐車中の乗用車の霜

■ちきゅうはさむいな、ひろみ
このところほんとうに連日冷える。寒い寒い、と足踏みしながら待って乗り込んだ横浜線の電車の車内は、夜なのに相変わらずの混雑ぶりだ。

2014年1月17日金曜日

【上信電鉄7000形撮影記事】新車7000形のこと

下仁田から現れた7000形

■上信電鉄のひさしぶりの新造車
上信電鉄が昨年度から新型車両を導入することは、ときどき同社Webサイトでチェックしていた。なんでも、昭和56年の6000系以来久しぶりの新造車であり、メンテナンス性を考慮してステンレスではなく鋼製のボディにしたとか。そして、ついに上信電鉄ではじめてのVVVF制御にボルスタレス台車、ワンハンドルマスコンにシンブルアームパンタグラフと、新機軸が目につく。そもそも、上信電鉄は昔は斬新な独自新型車両を用意する会社だったというのは、もしかしたらアラフォー以上の鉄道ファンでないと知らないかもしれない。同社1000系は正面に一枚窓を用いて、斜めのラインを用いた塗装など、昭和52年度(1977年度)鉄道友の会ローレル賞を受賞した、地方私鉄の星ともいうべき輝いて見えるような存在だった。