2014年1月15日水曜日

【西武新101系譲渡車】上信電鉄500形501編成と佐野橋

999よりもこの塗装がいいって!

■西武電車楽園のよう
上信電鉄は西武鉄道と資本関係はないのに、車両に関してはすっかり西武風デザインが席巻してしまったかのように思える。流鉄もかつての総武流山電鉄時代に、所沢車両工場で扱った中古車を導入していらいの上得意みたいだけど、上信は自社発注車200形2次車まで西武所沢車両工場製で当時西武で作られていた801系に側面はそっくりだったり、いまや新潟トランシスにまで、あたかも「西武風デザイン」の電車を発注するほどだ。200形を新造したあとに西武から元451系である150形を導入したほどだし、よほど20メートル3ドアでドア間窓4つというのがお気に召したのか。 いろいろと使い勝手がいいのだろう。

塗り替え後の元西武451系の最後の編成にようやく出会えた

■それなのになかなか行くことがあたわず
それにしても、上信電鉄はずっと気になっていたのに、私の初訪問は2010年9月とだいぶ遅い。それは、高崎という町の微妙な距離と、広告ラッピングだらけのところがどうしても気に入らなかったからだ。

西武時代には見られなかった2連で走る姿はカワイイ

ところが、上信電鉄には申しわけないけど、車体広告のスポンサーがつかない時期があるようだ。あるいは意図的なのか。いま銀河鉄道999ラッピング終了後の500形501編成は、上信オリジナルカラーをまとったままで走っているのだからサイコーだ。どこかみたいなイルカの絵もないからね!

■烏川佐野橋のこと
さて木造の橋で四輪車は通行できない、上信電鉄線の烏川橋梁に沿って架けられた素敵な橋だった佐野橋は昨年9月の台風18号による増水で橋桁が流失してしまった。増水時には橋桁が流出する構造に作られている。

電車から見た佐野橋のようす

橋が流れるほどの増水を想像するのは難しい

水量が少ない時期にしか見たことがないので、橋桁が流出するほどの増水というものがいささか想像しにくい。とはいえ、数年前にも増水で流出したことがあるようだから、平時とは異なる水量の増加がしばしば起こる場所なのだろう。由緒ある伝説もあるようだ。そういう伝説の存在が、沿線は古くから人が住む地域だったのだと思わせる。

佐野橋がないと上流下流ともに、人が渡れる橋はけっこう遠いのだ。

(2020年9月追記:このあと佐野橋は再建されました。2019年10月の台風19号でもふたたび橋桁が流失しましたが、2020年7月に開通しています)