2014年1月13日月曜日

【西武鉄道1980年代】デビュー当時の3000系

ツートンカラーでスカートのない登場時の姿

■登場直後の西武3000系電車
さて、先日は1986年春の西武池袋線江古田駅付近を走る101系電車の様子をお目にかけた。この日はそのエントリーでも書いた通り、デビュー間もない3000系電車を見に行くのが主目的だった。

■8両固定編成ながら柔軟な運用が組めなかった
3000系は新101系に似せた3扉のデザインの車体に足回りは2000系電車と同じチョッパ制御車だった。初の8両固定編成で、各駅停車におもに用いられた。この8両固定でほかの形式と混結できないところがネックとなったようだ。2000系電車のように2両編成、4両編成、6両編成を組み合わせて柔軟な運用をこなすことができず、現在の置き換え対象となってしまったのだろう。

引退前にツートンカラーを見たい

■素人目には「地味な新車」に見えた
遠くから見ると新101系とよく似ていて、だけど優等列車運用に入れない。現在でも土日や日中昼間以外はもっぱら各駅停車に充てられているところが、じつに損をしているようにも見え、どことなく「地味な存在の新車」に見えたのはいなめない。デビュー当時こそは撮ったものの、近年のラッピング対象になるまではあまりまじめに注目されていなかったと思う。私以外のファンにも。

ともあれ、30000系10両固定編成車が運用入りして数を減らしつつあるから、少しずつ機会を見つけて撮影して行こうとは思う。

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【撮影データ】
Konica FP/HEXANON 52mm F1.8