2014年3月6日木曜日

【富士急PETIT撮影記事】富士急1200形(元京王5000系)を撮る


何度か書いているけど、私は京王線の電車といえば名車5000系よりも6000系が好きな人間だ。登場時には恐らくたいへん斬新だったろう5000系は、私が物心ついたときには「半端に古めかしい電車」に思えたからだ。2000系列の「京王グリーン車」ははっきり「古い電車」だったで興味はあったのに。だから、京王5000系列を写したことがなかった。京王帝都電鉄(当時)の高速化と大型化に寄与したエポックメイキングな電車であったことは知識として知っているのに。



でも、私の好きだった京王6000系は20メートル4扉の大型車体と1,372ミリゲージのせいか、さらには一段下降窓で車体の傷みが早かったためか、1両も地方私鉄に譲渡されずもはや事業用車として残るのみ。いっぽう、5000系は地方私鉄には手頃だったのか1,067ミリゲージの台車に履き直して一畑と富士急、そして伊予鉄に、1,435ミリゲージの台車でコトデンで活躍しているのだから、やはり名車なのだと思う。

富士急5000形を写した日にたまたま遭遇した1200形マッターホルン号は、おそらく私が初めて写した「京王5000系」だ。それにしても、優美なデザインのこの電車は単純な塗り分け塗装以外は京王帝都時代のようなシンプルな塗装ではないとどうも似合わない気がするのは私だけだろうか。富士急リバイバルカラーと現在のコトデンカラー、伊予鉄カラーはいいけど、斜めストライプとかミ※ーカはどうもひとつ。それはきっと、京王6000系とちがい、もともと個性的なデザインをしているから。「個性的なデザイン+地味目のすっきりした塗装」で釣り合いが取れていたものを、「個性的なデザイン+派手な塗装」では、いろいろ「過剰」なのだと思う。だから、斜めストライプのようなもっと時代があとの塗装とうまく合わないのではないだろうか。鉄道車両も工業製品と同じで、最初に設計されたときのデザインがその時代に塗装も含めてうまく合っているのはあたりまえだろう。

もちろん、そんなたわごとは私の「昭和脳」が作り出す偏見だとは思うのだが。まったくジジイはこれだから(苦笑)。


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