2013年12月28日土曜日

【東武8000系PETIT撮影記事】8000系2R車回送に遭遇!

ありゃ、大師線の電車が回送って、まさか

■東武8000系電車の回送に出くわした
先日、東武晴空塔線(笑)で東急8500系8614編成に遭遇した日のことだ。じつをいうと東急8614編成が浅草からの各駅停車に連絡した駅に入線して来る際に、べつの電車もやって来たのを見ていた。それは亀戸線の8000系2R車だ。

それだけならば「べつに……」「とくにありません」などと読者のみなさんに思われてしまうだろう。私が注目したのは、その8000系電車2R車がどうやら亀戸方面に折り返すのではなく、回送表示を出して本線下り方向へ出発準備をしているように見えたから。東急8614編成に乗り込みながら、鈍い私でもぴーんときた。

これは、かの伝説的な8000系2R車回送だ! 

ををを! 本線に出て行くじゃないの!


■「伊豆のなつ」と東武8000系電車のどちらをとるべきか
心のなかで天秤にかけた。東急8614編成にも乗りたいけど、東武8000系2R車回送も撮ってみたい。どちらも「8000系列」かよ! でも、うーん、急行停車駅でどこで撮れるのか皆目わからないし……などと迷いながら電車に乗り続けて、西新井まで来てしまった。「小菅の鉄橋を通過する2R車」は私も撮ってみたいけどなあ。

でも、ここまで『伊豆のなつ』に乗ったからまあいいか、と下車した。つまり、両方撮ることにしたというわけ。西新井のホーム端の上り方カーブはまあいいかなあ、と考えながら。そこで再度びっくりなのですよ。いやー、無知とは罪だ。大師線の2R車が本線を回送して行くのだもの。

■玉突きで回送するとは
え! 亀戸線の2R車を玉突きで大師線に送って、大師線の電車が車庫へ帰るということ?

いや、より正確に言えば、出庫してまず亀戸線に送り込んで車両交換が行われる。そのあと、交換されたほうは大師線に行く。大師線で交換された車両が入庫して本線を回送する。ということか。 

なるほど、ということは……

亀戸線からやって来た2R車が大師線に送り込まれるわけね

大師線運用に入りましたよ

いやー、知っていたら後追いばかりではなく、西新井の手前で亀戸線→大師線の電車か、大師線→北春日部のどこかで撮ってみたかったけど。それは今後の課題。本線を行く2R車はなんだかかわいいぞ!

【撮影データ】
NikonD7000/AI AF Nikkor 35mm f/2D,AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>/RAW/Adobe Photoshop CC