2013年12月4日水曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】センガタン最後の花火(後編)

電車が留置線で停車したところに花火がぽーん!

 (前回のあらすじ)武甲山の麓の駅に1000系オリジナルカラー1010編成が入庫してきたところに、宵宮の日の「気まぐれ(に私には思えた)花火」が再びぽーんぽーんという感じで打ち上がった。まさか、秩父鉄道の電車のダイヤに合わせて打ち上げているわけではあるまいな。


入庫する電車は乗客を降ろしてから車内を点検したあと、引き上げ線にいちど入ってから構内の留置線に停まるはずだ。それにかかる時間は数分のはず。留置線で停車して通電しているあいだに花火が上がればベストだ。

その花火は入れ替えのあいだも、ときどき思い出したようなタイミングでぽーんぽーん、と打ち上がった。
このタイミングで花火が上がればいいのにね
正直いえば、まさか1000系と花火を合わせて撮れるとは、期待はしながらも実現できるとは思っていなかったので心拍数があがる。しかも、こういう暗い状況では私のカメラのオートフォーカスは挙動があやしいのだ。感度を上げてシャッター速度を上げると、花火きれいに写らないし。とはいえ、焦っているときにスローシャッターはかなり危なっかしい。

でも、とにかく撮るんだよ! 今年が最後のチャンスなんだから! 

いったん下り方に引き上げた1010編成はすぐに駅に戻ってきて、留置線に入った。そして、そのタイミングでも気まぐれ花火がぽーん! とにかく露出や位置を微妙に変えながらレリーズした。手ブレやピンぼけが怖い。

電車が停車し、運転士氏が車内を点検してから最後尾まで来てパンタグラフを下げた。電動発電機のブロア音が止んで、麓の駅に静けさが戻る。1010編成は明朝までの眠りについた。 そこでも気まぐれ花火が最後にぽーん。
レリーズのタイミングがいまひとつだけど、ぜいたくは言うまい

気まぐれとはいえ花火は19時から20時まで、と予想通りの展開だった。ひとしきり写してから私も引き上げることにした。 

三脚もなく、花火に負けないくらい気まぐれで、できはいまひとつな撮影だったけど、好きな駅で1000系と花火の組み合わせを見ることができたのはよかった。こうして、1000系電車と過ごす日々がまた終わりに近づいた。

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